のうみそプロレス

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SANADA!SANADA!SANADA!~SANADAという名の「月」~

も、やっぱり、SANADAの優勝です。

 

 

 

 

NJC2019が閉幕

優勝は、多くの方が予想した通り、
「復活のレインメーカー」オカダカズチカでした。

飯伏幸太推しだけに、「オカダカズチカVS飯伏幸太」の決勝を予想し、
飯伏幸太推しながら、オカダカズチカ優勝を予想していた、のうぷろ。

 

でもそれは今後の展開予想を加味した上でのことで、
気持ち的には飯伏幸太優勝を望んでいました。

でも、それも飯伏幸太復帰とトーナメント表が発表されてからの考えで、
NJC情報解禁前までは、SANADA優勝を睨んでいました。

www.noumisoprowrestle.work

 盤石でもドラマがあったNJC

過去に何度も「NJC優勝者がMSGでIWGPヘビー」だから、
今年のNJCは無駄な盤石っぷりを発揮する

と書いてきましたが、結果的には、オカダカズチカという
盤石な挑戦者を輩出する大会となりました。

しかし、この容易に予想が出来るトーナメントの中においても
ドラマが生まれるのが新日本プロレス。

「今年のNJCこそ、内藤哲也が優勝して、ヘビー、インターコンチの2冠王!」
と予想していた方は、まさか”2年連続1回戦敗退”というドラマを予想しなかったでしょう。

YOSHI‐HASHIは中西学との「ド天然頂上決戦」から始まり、
CHAOS同門対決のVS石井智宏で、”カルマが決まれば…!”という所まで追いつめる
ドラマを見せてくれました。

飯伏幸太は内藤哲也をボマイエ、タイガードライバー’91、カミゴェという
最強コンボで沈めたのにも関わらず、
2回戦のザックセイバーJr.でタップアウト負けという、
スラムダンクの湘北高校並みの「燃え尽き症候群」というドラマを見せてくれました。

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 圧倒的王者・オカダカズチカ

その中で、圧倒的なドラマを見せてくれたのは、オカダカズチカでしょう。

ウィル・オスプレイと石井智宏との
同門対決を制して決勝に上がった
オカダカズチカ。

更にこのドラマに華を添えたのが
決勝戦の実況席に座った、柴田勝頼でした。

柴田勝頼の長期戦線離脱のきっかけになった、
2017年春の両国大会。
今年行われない、春の両国。
両国より規模も気概も高まっているMSG大会。

そこへの出場権をかけて決戦するオカダカズチカを見届けに、
柴田勝頼は来場しました。

SANADAを制して、優勝トロフィーを持ったまま柴田勝頼の前に行く
オカダカズチカ。

固く握手し、目を潤ませるオカダカズチカ。
中邑真輔が退団する時に号泣したオカダカズチカは、
その後の活躍から、もう涙を流すことはないと思っていました。

しかし、柴田勝頼の前でオカダは泣いた。
「ケガさせてスイマセン」なんてケチな涙じゃなく、

「柴田さん、オレNYでチャンピオンになります!」

という決意の涙。

それに対し、笑顔で背中を押す柴田勝頼に、
NJCが魅せた圧倒的なドラマがありました。

 

 

でも、やっぱり圧倒的なドラマは…

しかし、のうぷろ的、NJCの圧倒的なドラマは、
オカダカズチカではありませんでした。

 

NJCの戦いはどれも勝ち抜くのが厳しい試合ばかり。
その中でも、SANADAの進んできた道は険しいものでした。

NJC最多優勝の記録をもつ後藤洋央紀
抗争中の鈴木軍のボスにして、レスリングスタイル的に類似する鈴木みのる
コミック要素と堅実なレスリングで相手を翻弄し、勝ち上がってきたコルト・カバナ

そして、2018年に大復活した、エース・棚橋弘至

個人的に、オカダカズチカよりも厳しいサーキットだったと思うんですが、
地元・新潟の長岡へ向けて、着実に歩みを進めてきました。

 

そして、最も特筆すべきなのは、

内藤哲也EVILも1回戦敗退し、
ロスインゴの看板を一人で背負いながらサーキットした
SANADA。

トーナメントの妙で、内藤哲也とEVILが勝ち上がっていたとしても、
2回戦での同門対決という名の”潰し合い”をする運命にあったロスインゴ。

CHAOSとロスインゴがNJCに置かれた状況を考えると、
ロスインゴがNJCで印象を残すことが難しかったと思います。

 

 


こればっかりは、繰り返しますが”トーナメントの妙”
しかし、この”妙”

昨年のG1クライマックスに続いて
シングルプレイヤーSANADAを期待させ、

パラダイスロックやスカルエンドからの
ジャイアントスウィングなど、
会場を盛り上げる技が際立ち、

そして、棚橋弘至からスカルエンドでタップアウトを奪った!

 

のうぷろが思う圧倒的ドラマは、

オカダカズチカという太陽が輝いた一方で、

SANADAという月も燦然としていた・・・!

 

棚橋弘至を「コェ」たあの日、会場がスマホの明かりで、
まるで夜空に輝く星のようだった時に、
その中心にいたのは、月であるSANADA

https://www.njpw.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/16-14.jpg

(引用元:新日本プロレスオフィシャルWEBサイト)

でも、やっぱり、優勝が見たかった。

ありがとうSANADA。

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