なぜ獣神サンダーライガーと対戦したがるのか?
ライガーがインフルエンサーだから?
2020年1.4「イッテンヨン」東京ドーム大会をもって、
引退することを発表した、獣神サンダーライガー選手。
そのことで、国内外問わず、多くの対戦希望が
SNSを中心に巻き起こりました。
そして今回、
ライガーさんの引退表明を知った時
— 大谷 晋二郎 (@otani_shinjiro) May 18, 2019
たまらない気持ちがあふれてきた
絶対に後悔したくない!
だからこそ
声に出して伝えました
「ライガーさんともう一度同じリングで闘いたい!」
夢が叶う時の熱い気持ち
久しぶりに感じることができました
思いっきり
ライガー対大谷
します! #pwzero1 pic.twitter.com/ZvdfzJUV0H
遂に、邂逅する90年代新日ジュニアのレジェンド!
大谷晋二郎選手&高岩竜一選手
VS
獣神サンダーライガー選手&ザ・グレート・サスケ選手
のうぷろ的には、大谷晋二郎選手&高岩竜一選手組に、
金本浩二選手を入れて、
獣神サンダーライガー選手とザ・グレート・サスケ選手組に、
ケンドー・カシン選手かエル・サムライ選手が入った、
6人タッグマッチを見たかったですね!
もっと欲を言うなら、
稔選手とドクトルワグナーJr.選手も入って、
8人タッグマッチをやって、
シルバーキング選手の追悼も同時に行ってほしいですねー。
もっと欲を言うなら、稔選手とカシン選手を交換して、
ライガー組に邪道選手、外道選手が入った、
一夜限りの「C.T.U」復活を・・・・
なんて妄想が止まりませんが・・・
今回は、シンプルに
「なぜ引退を発表した獣神サンダーライガー選手へ対戦要望が殺到するのか?」
そんなこと、当たり前じゃん!
ライガーだよ?
引退前に一度でいいから試合したいにきまってるんじゃん!
なんて思うでしょう。
ボクも思います。
でも、その「当たり前を紐解いていくこと」に、
プロレス的な醍醐味があると思うんですよね。
獣神サンダーライガーは憧れの選手だった?
こういうレスラーは多いでしょう。
特に、今30代から40代の選手は、
ジュニア=獣神サンダーライガー選手というイメージであり、
憧れをもってプロレス界に入ってきた人ばかりだと思います。
ライガー選手引退かぁ。
— 平田 一喜 Kazuki Hirata (@parakissk) March 7, 2019
思えば初めてプロレスラーと握手してサイン貰って写真撮ってもらったのはライガー選手だったなぁ。
試合観戦よりサイン会が先。笑
握手した時「うわ!プロレスラーの手の厚さやべぇ…!」って衝撃を受けたのを今でも覚えてる。良い思い出。 pic.twitter.com/5Jo4HURjW5
DDTの平田一喜選手もこんなツイートを上げていますが、
こういった思い出を持っている選手はたくさんいるでしょう。
獣神サンダーライガーはインフルエンサー?
プロレス界において、今一番「バズってる」選手は誰でしょうか?
新日本プロレスを電撃退団し、AEWをヤングバックスらと共に立ち上げ、
5月25日に旗揚げ戦を控えているケニー・オメガ選手でしょうか?
MSGでジェイホワイト選手からIWGPヘビー級を奪還し、
次はクリス・ジェリコ選手とタイトルマッチを行う
オカダ・カズチカ選手でしょうか?
いわゆる「バズ」になりにくいジャンルですから、
世間的な認識と少しずれるのかもしれませんが、
プロレス界に「バズった人」っていうのは
存在するんです。
TAKAみちのく選手
外道選手
四代目タイガーマスク選手
ザ・グレート・サスケ選手
CIMA選手
ハヤブサ選手
この選手たちにはある共通点があります。
それは、
「スーパーJカップでバズった!」
スーパーJカップとは、1994年に初開催された
ジュニアヘビー級選手によるトーナメント大会。
新日本プロレスや全日本プロレス以外の
いわゆる「インディー団体」が乱立していたころ、
レベルの高い選手がインディーズには沢山いることを知った
獣神サンダーライガー選手の呼びかけで始まった大会です。
これまでに全6回開催され、
当時明確にあった、メジャー/インディーの壁を壊し、
新日本プロレスファンに、インディーズの凄さを知らしめた大会となりました。
TAKAみちのく選手は、今では当たり前になった、
トップロープからのラ・ケプラーダを披露し、
長州力選手をして「あいつは宇宙人か!」と言わしめ、
技名が「宇宙人ケプラーダ」となるほどの衝撃を与えました。
外道選手はメビウスの折原昌夫選手の代打で出場し、
ベスト4に残る健闘ぶり。
第2回大会では準優勝を果たし、
その後、WARやFMWで活躍する礎となりました。
そして、ザ・グレート・サスケ選手、
タイガーマスク選手、CIMA選手、ハヤブサ選手。
この選手たちは、スーパーJカップで、
獣神サンダーライガー選手と対戦。
当時、メジャーファンからはほとんど無名だったこの選手たちは、
ここがチャンスとばかりに大爆発!
タイガーマスク選手との対戦後は
「もうみちのくはサスケじゃなくてタイガーマスクの時代だ」
とコメントするほど、その実力を高く評価しました。
ハヤブサ選手との試合は、数多あるハヤブサ選手の試合の中で、
ベストバウとに推す方も多い、名勝負となりました。
この時に出した技の多くは、
その後のプロレス技のスタンダードになったものばかりです。
CIMA選手は、第3回に出場し、全くのノーマーク状態から
決勝へ進出。獣神サンダーライガー選手との試合は、
もう一歩でジャイアントキルする勢いでした。
そして、ザ・グレート・サスケ選手は、
エル・サムライ選手、獣神サンダーライガー選手を撃破しての準優勝。
その後、新日本プロレスに参戦し、IWGPジュニア王者にもなりました。
このように、獣神サンダーライガー選手と関わること、
新日本プロレスに出場し爪痕を残すことは、
「バズる」大要因になりうるのです。
今、BOSJに出ているDOUKI選手なんかがまさにそうですよね。
関わるとバズる獣神サンダーライガー選手はまさに、
プロレス界の「インフルエンサー」といえるでしょう。
獣神サンダーライガー選手は常に現役?
獣神サンダーライガー選手の大きな魅力の一つである、
「コメントの上手さ」
解説席にいるときの、的確な解説や、選手目線の発言、
反則行為や腑に落ちない言動に対しての怒りの言葉。
その全てが超一流のコメンテーターです。
しかし、やはり一番は、試合後のマイクパフォーマンス。
鈴木みのる選手との舌戦が繰り広げられていますが、
鈴木みのる選手がパンクラス時代に行った試合。
この試合を終えた獣神サンダーライガー選手の言葉は、
「悔しい!もう一回やるぞ!」
「あと2年くらいよこせ!すぐやったらまた負けちゃうから!」
「でも、次やるときはお前、ボコボコにしてやるからな!」
KUSHIDA選手とのIWGPジュニア戦でもそうでした。
既に引退をほのめかしていた状況での、KUSHIDA選手からの
ラブコールに応えるかたちでのタイトルマッチ。
惜しくも負けてしまった獣神サンダーライガー選手の
口から出てきた言葉は、
「次、またチャンスをもらえたら、そのベルト必ずオレの腰に巻きます」
引退を目前に控えた選手とは思えない闘志みなぎる言葉。
どんな団体のどんなキャリアの選手でも全力で戦う。
こういう姿勢を崩さないから、獣神サンダーライガー選手への
対戦要求は止まないんだと思います。
まとめ
獣神サンダーライガー選手への対戦を望む選手が絶えない理由。
それは、
・全レスラーの憧れの選手だったから
・インフルエンサーである獣神サンダーライガー選手と試合をし、
レスラーとしてバズリたいから
・常に現役の言葉を発し続ける姿勢にレスラーとしてのあるべき姿を見ているから。
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