エルデスペラードのTwitterも面白いけど新日本ワールドの解説が神掛かっていてその素顔が見えて面白い 【新日本プロレス】
新日本プロレスワールドで無料で見られる枠があるんすよね。
バックコメント集くらいしか昔はなかったんすけど、
今は、フリーコンテンツが充実してきてます。
フリーコンテンツは基本スルーしてんたんですけど、
なんとなく見てみたらすげー面白かった。
特にこれ
(引用:新日本プロレスワールド)
https://njpwworld.com/p/o_original_0185_226
新日本プロレスワールドの配信直後に、
その日の試合を振り返るトーク番組。
MCはミラノコレクションATさん。
ゲストにワールドの解説者を迎えての
わりかしショートなコンテンツなんですけど、
この回のエル・デスペラード選手が素晴らしかったです。
デスペ選手は鈴木軍。
だから、他のユニットの選手のことなんか
酷評したり、興味な感じで喋るのかと思いきや、
いいところはいい、といったスタンスでした。
この日の話題は、会場でもネットでも沸いた
ザックセイバーJr.選手が
IWGP世界ヘビー王者・鷹木信悟選手を
腕ひしぎで破った試合から始まりました。
同門のザック選手を称え、
鷹木信悟選手が負けたことに興奮を抑えられない様子。
選手としてではなく、まるで少年のように
目の前で起きた事をはなすデスペ選手。
この感じがすごく良かった。
ユニットのしがらみや敵対関係とかじゃなく、
プロレスが大好きな人が視聴者としている以上、
いい試合やいい選手は褒めるって姿勢が
素晴らしい。
その感じが伝わったのが、
バレットクラブ対決となった
KENTA選手vs高橋裕次郎選手戦。
「失礼かも知んないけど、見直した」
という言葉は、デスペ選手なりの
最大の賞賛でしょう。
ここ数年、バレットクラブの”お世話係”
のような立ち位置だった高橋裕次郎選手が、
実は強くて上手い選手なんだという事。
そして、長くファンでいる方は、
そういった高橋選手を待ち望んでいた事。
そして、久々のG1で、内藤哲也選手と同じブロックで、
久々の邂逅となった時、
何かが起きるんじゃないか!
そう思っていたファンも多かったはず。
しかし、それは実現できなかった。
そういったファン心理を、デスペ選手が分かっているはず。
だから、褒めまくる事もせず、
あえて落ち着いたトーンで
「見直した」という発言になったんでしょう。
その後の、オカダカズチカ選手と棚橋弘至選手の
Bブロック開幕戦での激闘の話になると、
「エモい」という言葉を使い、二人を絶賛。
「あそこでレインメーカーを出すオカダはやっぱ凄い」
と、ユニット的には敵になるオカダ選手を、
”少年の心とプロの言葉”で褒める姿に感動すら覚えました。
デスペ選手はプロレスが強くて上手い。
これは、チャンピオンであることが証明してくれていますが、
タイトル戦じゃなくても、
G1シリーズの1回戦でヤングライオンたちと当たっても、
随所に技、業を見せます。
そして、バックステージでのコメントも上手い。
ヤングライオンと試合することになった事への不満を
会社にぶつけつつも、若手たち自体を否定することはない。
そこには、且つて三上恭佑という若獅子だった頃に経験した
苦い思い、辛い瞬間、それでも忘れえぬトップを目指した日々を
思い起こしたからこそだろう、と。
そして解説席に座れば、ぶっきらぼうな喋り方、
ボヤくような解説。
そう、まるで元ヤクルト・阪神・楽天の
野村克也監督を彷彿とさせるボヤキが炸裂し、
ミラノさんを困らせる。
しかし、適格なワードが入り込んでくるから、
本当にノムさんみたいだなぁと感心する。
それに、鈴木軍はヒールユニットだ。
解説とはいえ、敵を褒めるようなことがあれば
ヒールキャラとして不適格になるのではないか?
そういう不安がデスペ選手には一切ない。
「それは、それ。これは、これ」という
スタンスの棲み分けができている。
「褒めたかも知んないけど、基本は大嫌い」
という本音が、随所に感じられるから
いじらしくて叶わない。
BOSJの季節が来ると、
解説席に座る事も少なくなるから、
そこは少し寂しいですが、
IWGPジュニアタッグ王者として
最高の試合を、
そして、再びIWGPジュニア王者を戴冠できるよう、
これからのシーズンが楽しみです。
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