オカダカズチカ選手がG1を全勝して、鷹木信吾選手とのドームが見たい。
そんなことをつらつら、と。
(引用:新日本プロレス公式HP)
「日本にも新しいリーダーが出てきて、新日本プロレスにも新しく引っ張っていく人が出てこなきゃいけないんじゃないかと思います。それはレインメーカー、オカダしかいないんじゃないでしょうか!?」
オカダカズチカ選手が吠えた。いや、吠えたと言うか、ファンに言い聞かせるような感じか。「オレだよ、オレ」って。「オレがG1取ってチャンピオンになるから」って。
少なくとも僕にはそう感じた。
新日本プロレスと政局
少し話はずれるけど、新しい日本のリーダーが誕生する中で、色々の政治模様があった。
菅元総理が「しんどいです」と言うと、二階さんも麻生さんも「あっそ」と言わんばかりに梯子を下ろした。で、二階さんは河野さんを担ぎ、小泉・石破も乗った。
でも、麻生さんと安倍さんは二階さんも切った。選挙に勝てないからだろう。
で、岸田さんと高市さんにいい感じに派閥票を振り分けて、新生自民党爆誕と言わんばかりの雰囲気を出してるけど、組閣が麻生・安倍臭がしまくるので何も変わんないだろう。
結局、総理大臣なんてYoutubeのサムネみたいなもんだ。覗いてみたら中身は全然違っても、視聴回数は稼げてる。選挙さえ勝てればあとはこっちのもんよ、ってな具合に。
当然だけどプロレスって格闘技やスポーツとは毛色が違う。
特にブシロード体制になってからはスポーツライクな表情はしているけど、
中身は完全エンタメ路線。
だから、王者ってのは会社が決めるって側面がある。
(ストーリーを作ってあげるって意味で)
でも、そうやってなったチャンピオンって、民意が反映されていない王者って
長続きしなかった歴史がある。
担がれた棚橋弘至
2018年のG1クライマックスで優勝した棚橋弘至選手。
でも多くのファンは、棚橋弘至選手と会社は、主演映画の宣伝のためにG1を使った、なんてネットで声を上げ、大顰蹙を買った。
飯伏幸太選手のファンなんか特にすごかったイメージ。内藤哲也選手もかな。
もちろん、長いリーグ戦。プロレスの妙が働いての優勝決定戦なんだけど、
棚橋弘至選手が入場の時、柴田勝頼選手がセコンドについて、
武道館が「正義の棚橋vs悪の飯伏」って構図にしたのとか、シビれながらもなんかモヤモヤしたものを感じた。
「このG1全ては棚橋に通ずる」そう思った2018年の夏だった。
そしてその後、当時のチャンピオン・ケニーオメガ退団騒動も相まって、IWGP奪取となるんだけど、正直、ピークを超えて、満身創痍な王者は長く続くことなく、
バレットクラブ、ジェイ・ホワイト政権に誕生につながった。
民意を反映したチャンピオン
民意を反映したチャンピオンに誕生してもらいたい。
(もちろんそれぞれのファンからすると民意は反映されてるのだが)
鷹木信吾選手、最高のレスラーで間違いない。現チャンピオンとして申し分ない活躍、今以上を期待できる強いチャンピオン。
そして、そんな最高のレスラーと雌雄を決したのはオカダカズチカ選手だった。
決戦を前に二冠とその統一を激しく批判したオカダカズチカ選手。
いくら2015年前後のファンが多く、IWGPの歴史を知らない人がいるとはいえ、選手自身はIWGPの価値観をしっかりと持っている。そしてその考え方を沢山の選手が示してきた結果、「由緒正しきIWGPの精神」は今なおファンの中に生きている。
だからこそ、民意を反映した王者が待望される。
鷹木信吾選手は、コロナ禍や停滞するストーリーや、バレットクラブへの国内ファンからの批判などを全て吹き飛ばしてくれる期待を背負ってチャンピオンになった。
だからこそ、改めて、オカダカズチカと決戦してほしい。
G1を制したオカダカズチカ選手。ライバルと言われているSANADAをやはり一蹴した絶好調なオカダカズチカと停滞する新日本に光明を差した鷹木信吾選手の一騎討ちが見たい。
怪我の多い新日本プロレス。厳しいリーグ戦を無事戦い抜いて、1.4までコンディション上げていって最高のドームを見せて欲しい。
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