【新日本プロレス】飯伏幸太G1優勝の可能性は?病気の誤嚥性肺炎は影響ある?【G1予想】
オカダカズチカ選手とジェフ・コブ選手が全勝をキープしているBブロック。
一方のAブロックが混戦真っ只中ですね。
内藤哲也選手が怪我でリーグ戦前線欠場というネガティブニュースはあったものの、
ザックセイバーJr.選手の連勝やKENTA選手と高橋ヒロム選手との邂逅など、
コロナ禍で集客がいつもの50%のG1クライマックスにおいて、それを感じさせない150%なシリーズを迎えているんじゃないでしょうか。
そんな中注目の第3試合。
(引用:新日本プロレス公式HP)
第3試合は公式戦、飯伏幸太(4勝2敗)とタンガ・ロア(2勝3敗)のシングル初対決。かねてより自身との戦いに興味を示していた飯伏の期待に応えるように、ロアは潜在能力を爆発。掟破りのリバースのカミゴェやリバースフランケンシュタイナーで追い込んでいく。だが、とどめのエイプシットを回避した飯伏は、ツームストンパイルドライバーでロアの動きを止めると、カミゴェを炸裂。死に物狂いで怪物退治に成功した。(引用:新日本プロレス公式サイト)
正に”死に物狂い”という表現が相応しかった。
タンガ・ロア選手も、ここ数年でシングルプレイヤーとしての評価も高く、
元々のレスロングセンスと相まって、このG1で隠れたダークホースと睨んでいました。
それが今日、敗れはしたものの、爆発したんじゃないか、と。
そのタンガ・ロア選手を破った飯伏幸太選手について。
飯伏幸太の格闘路線
Aブロック優勝候補の飯伏幸太選手。
2ヶ月前には病気で欠場し、復帰はしたものの、
本調子ではないことはリーグ戦を見ていてもわかります。
ただ、立ち技のキレとかは戻りつつあるんじゃないかな、と、
メットライフドームでの棚橋弘至選手戦の前には、
Youtubeでスパーリングする姿が公開。
相変わらず、新日本プロレスで唯一じゃないかと思うくらいに、
ストイックにキックの練習。
ここまでエンタメ路線を追求する新日本プロレスにおいて、
格闘色の強いスタイルを貫けるのは、飯伏幸太選手が信頼されている証拠。
「飯伏幸太プロレス研究所」という、
独自のジムで秘密の特訓の毎日らしいけど、
ここに新日本プロレスの選手は参加してんのかな?
してたら面白いけどなー。
飯伏幸太におけるルチャとストロングスタイル
今のプロレス界のほとんどがルチャを礎としたスタイル。
グラウンドの展開もあるっちゃあるけど、
やはりロープワーク一つとっても、技の種類を見ても、
ルチャの影響が強いと思います。
アントニオ猪木から始まったストロングスタイルは
国内プロレスには影を潜めてしましましたよね。
それが新日本プロレスが望む発展だったということですよね。
その一方で飯伏幸太選手のストイックなまでの打撃の練習。
飯伏幸太選手こそ、プロレス界に新たなムーブメントを起こした一人です。
DDT時代には、少々笑いによったスタイルの選手が多い中、
新日本プロレスのBOSJやIWGPジュニア、
ジュニアタッグを獲得するなど、
インディーズの新境地を見せてくれました。
まさしく、「ルチャを礎」とした選手の代表格であり、
飯伏幸太選手のフォロワーはプロレス界に数多くいるはずです。
なのに、今彼は、格闘路線を進んでいる。
滾りたい飯伏幸太
正確に言えば、ずっと昔から格闘路線ではあったんですよね。
地下格闘技出身だし、インタビューでも
「プロレスは見ないけど格闘技はガンガン見る」と言っていますし。
そして、飯伏幸太選手が自身のベストバウトにあげる試合が
中邑真輔選手とのインターコンチ戦っていうのもでかいと思います。
中邑真輔選手も、ゴリゴリとは行かないまでも格闘プロレススタイルでした。
新日本プロレスデビュー当時には、当時の方針から、
総合の練習をさせられたという事もあって、
長らく純プロレスのスタイルではありませんでした。
そして10年ほど経った時に「滾り」始めましたよね。
飯伏幸太選手はその「滾り」が欲しいんじゃないかって勝手に想像するんですよね。
中邑真輔が獲得した身体性を欲しいんじゃないか。
今でも試合中に滾ったり、「イヤォ!」ってやるけど、そういう上辺の事じゃない。
心の底から滾りたいんじゃないかと思うんですよね。
その一つの方法が格闘技。そんな気がします。
兎にも角にも、病気療養を超えて参戦したG1クライマックス。
3連覇なるか、オカダカズチカが阻止するか、
はたまた全然違う二人が優勝決定戦のコーナーに立っているか。
答えはこうだ、イヤォ!
Twitterのフォローお願いします!
⇒のうぷろのTwitterはコチラ