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新日本プロレスの日本人選手で一番好きなレスラーアンケートの後藤洋央紀とYOSHI-HASHIを読み解く

こんなのを見つけました。

 

nlab.itmedia.co.jp

 

Twitterのトレンドにも上がってたけど、
G1クライマックスの中日のこの時期に
話題を切らさないように仕掛けたんだろうな、と。

 

こういう人気投票、ついやっちゃう。
オカダカズチカ選手に入れました。
理由はこの記事で書いた通り、全勝をきたしているので。

 

で、投票フォームの前には”こんな選手いますよ”的な記事が。
特にピックアップしたい選手を記載してんすけど、その一番目が

 

後藤洋央紀選手。

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(引用:Amazon.jp)

え、なんで?
いや、いいんだけど。
一番人気の内藤哲也選手とかG1三連覇が期待される飯伏幸太選手とか
絶対エースの棚橋弘至選手とか、全勝優勝目前のオカダカズチカ選手とか、

 

一番最初に来るのはここ辺りじゃないのか・・・?

 

で、これらの選手の紹介の後(飯伏幸太選手はナシ)
しんがりに登場したのは、YOSHI-HASHI選手。

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(引用:新日本プロレス公式HP)

なんで?いや、全然いいんですけど。ホント。
後藤選手もYOSHI -HASH選手もNEVER6人王者だし、いいんですよ。
(じゃあ、石井ちゃんは?)

 

このことを、のうぷろ的に 解釈していきたいと思います。

 

 

 

プロレス専門サイトではないことの強み

G1クライマックス開幕して、半分の日程が過ぎました。
両リーグ合わせて、一番優勝決定戦に近いのは、
全勝のオカダカズチカ選手とジェフ・コブ選手。

次いで8点の選手が多数いて、特にAブロックは8点代、6点代の選手がひしめいており、
誰が優勝決定戦へ駒を進めてもおかしくない状況。

その中で、今回議題に上げた、後藤洋央紀選手とYOSHI-HASHI選手は、
これらの選手に遅れて2点代。
ここからオカダカズチカ選手とジェフ・コブ選手が全敗したところで、優勝決定戦へ進むことは不可能な状況。

そんな二人がなぜ、プロレス専門サイトではないにしても、新日本プロレスを扱った記事のトップとラストを飾ったのか。

 

まず一つ目は、ズバリ「プロレス専門サイト」ではないから。
プロレス勘のいい人ならお気づきでしょうけど、
プロレス専門紙やサイトで、後藤選手やYOSHI-HASHI選手をトップで扱うと、
ファンの中には「?」を露骨に表す人がいるでしょう。

しかし、専門外のサイトでピックアップすることで、プロレスに詳しくない人がアクセスした時に

「ああ、棚橋や内藤は知ってるけど、後藤とかYOSHI-HASHIって人もいるんだ」

「最初と最後に載るくらいだからすごい選手なんだろうな」

という効果をもたらします(きっと)。

 

僕はAKBとかそんなに詳しくないけど、(卒業されたけど)白石麻衣さんとかと
並列に掲載されていたら、ファンからすると「?」な並びでも、
僕なんかは「人気ある人なんだな」と思ってしまう、みたいなことってあると思う。

 

 

NEVER6人に動きが…?

そして二つ目は、NEVER6人に新たな展開がある。

昨年獲得した3人ですが、ロスインゴ、鈴木軍、バレットクラブ、第三世代(本隊)と、
一してしまった感のあるベルト戦線。
ここに、何か新たな息吹がかかるんじゃないか、と。
SHO選手、矢野通選手、オカダカズチカ選手と同門対決を制して獲得したベルト。
9度の防衛の中で、多くの選手と対峙して来たが、まだ当たっていない選手もいる。
棚橋弘至選手、飯伏幸太選手、そしてEMPIREの面々。

この流れだと、恐らく、EMPIREとの抗争が濃厚かと思われる。
後藤選手、YOSHI-HASHI選手共にジェフコブ選手に負けており、
石井選手とオーカーン選手の試合で、この辺りの展開が見えてくるんじゃないだろうか。

 

業界内支持が二人にはある…?

最後に3つ目は、ほんと、シンプルに、
編集者がこの二人が好きだから。
最後に肩透かしする理由だけど、これって本当にデカいこと。
業界(といっていいのか)内支持があるってこと。

後藤洋央紀選手は今やベテランの域だけど、若手の頃に海外遠征を凱旋してから
IWGPもG1もNJCも全てトップ戦線にいた。
今でも、そのゴツゴツしたファイトスタイルは根強いファンが存在する。

一方、YOSHI-HASHI選手は、いまいちトップ戦線に絡めなかった印象。
記憶にまだ新しいが、「神戸花道転倒流血事件」以降その低い評価を地に落とした。

しかし、新規の新日本プロレスファンは心暖かく、SNSなどでYOSHI-HASHI選手を応援する声が前より大きくなってきた。

それに加えて、業界内支持率も上がれば、さらなる飛躍が期待される。
そんな思いを込めての、編者さんが採用したのであれば、僕は心の底から感謝したい。

 

 

新日本プロレスの「全選手活躍志向」は素晴らしい。
昔の新日本は落ち目になったら、第一試合や第二試合の観客もまだ入りきっていない時間に試合させてばかりでした。

しかし、「負けても立ち上がる」「失敗しても物事を変えるのは一瞬」と掲げ、
どんな選手にもスポットを与えて来ました。

タッグや、6メンも軽視されてきたのに、この数年で評価も変わって来た印象です。
棚橋・飯伏組や、タイチ・ザック組、内藤・SANADA・BUSHIなど、
シングルプレイヤーたちがタッグ戦線に参戦し多いに盛り上がりました。

そのトップにいるのが、後藤洋央紀選手、YOSHI-HASHI選手、石井智宏選手。

こう考えると、人気投票の「顔」になってもおかしくない。
いや、むしろ、これからの新日本プロレスについていくためには押さえておかなければならないのではないだろうか。

 

のうぷろ的にはこう思います


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