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エル・ファンタズモという大ヒール誕生でSHOや鷹木信悟と共に新日ジュニアの黄金期が始まる【新日本プロレス】

ル・ファンタズモという大ヒール誕生でSHOや鷹木信悟と共に新日ジュニアの黄金期が始まるって話。

 

 

 

 

ベストオブザスーパージュニア(BOSJ)も、
残すところあと僅か。

Aブロックは鷹木信悟選手が全勝街道「驀進」中!

それを追いかけるのが、一敗の石森太二選手

得点と残りの日程から、
Aブロックは鷹木信悟選手と石森太二選手の
直接対決の結果で決まります。

 

対するBブロックは、打って変わって大混戦!

田口隆祐選手ウィル・オスプレイ選手
エル・ファンタズモ選手ロビー・イーグルス選手
10点でならんでいます。

しかも、田口隆祐選手の残りの日程は、
ウィル・オスプレイ選手と
エル・ファンタズモ選手との2連戦!

この4人の誰が頭一つ飛び出して、
両国国技館での決勝に上がるのか?

 

 

エル・ファンタズモがロビー・イーグルスの試合に介入

さて、今回は、その混戦のBブロックに
エントリー中の、
エル・ファンタズモ選手です。

 

ヒールユニット「BULLET CLUB」らしく、
ラフファイトや反則攻撃をしたたかに
仕掛ける様子は、
久々に現れた、ジュニアの大ヒール誕生の予感を感じさせます!

 

なぜか?

 

結論から言うと、

 

たった2週間で対戦相手は勿論、
これから共にタッグ戦線に出ていくんじゃないかと思われる、
ロビー・イーグルス選手にも、既に疑心されているから!

 

 

BULLET CLUBでIWGPジュニア王座の戴冠者は石森太二選手がいます。
エル・ファンタズモ選手も素晴らしいシングルプレイヤーですが、
恐らくは、ロビー・イーグルス選手とのタッグで、
IWGPジュニアタッグを狙っていくと思われます。

その、タッグパートナー候補から既に、三下り半を叩きつけられる
一歩手前の状況になってしましまいました。 

 

 試合中にユニットの仲間たちの介入はよくあることです。
ヒールユニットならなおさら、特にBULLET CLUBは
その回数は他のユニットを凌ぎます。

それが王座戦だろうがトーナメントだろうが、リーグ戦だろうが
お構いないしなのですが、
今回の場合は少し違いました。

 

ウィル・オスプレイ選手とロビー・イーグルス選手の
試合は、好勝負が続く今年のBOSJを象徴するかのような、
瞬きするのがもったいなくらいの試合でした。

 

そんな素晴らしい展開が行われている中での
エル・ファンタズモ選手による試合介入。

観客によるブーイングはもちろんのこと、
ロビー・イーグルス選手も怪訝な表情をみせました。

https://www.njpw.co.jp/wp-content/uploads/2019/05/18-8.jpg

(引用:新日本プロレスオフィシャルサイト)

 

 

大ヒール・エル・ファンタズモ誕生

誰も望んでない試合介入。

このことで、確信したことがあります。

それは、

久々に正真正銘のヒールが誕生した!

ということです。

 

この1年程ののBULLET CLUBは、
ヒールユニット要素が薄まっていきました。
エリート勢との分派以降、

GODは「強いタッグ」というニュアンスが大きくなり、
石森太二選手もまた、ラフファイトや反則ギリギリの攻防ではなく、
「強い敵キャラ」という感じでした。

そこへ、ジェイ・ホワイト選手が
BULLET CLUBのボスとなりましたが、
ブーイングこそ起きるものの、 

石森太二選手と同様に「最強の敵キャラ」感が強いです。

 

そこへきて、エル・ファンタズモ選手は、
チームメイトすら望んでいない介入をやり、
「ヘイ!なんでそんな浮かない顔をしてるんだ?

キミは勝ったんだぞ!オレのおかげで!」

と平気な顔して言える、大悪党です!

 

 

エル・ファンタズモは新日本ジュニアの黄金期をつくる?

エル・ファンタズモ選手の加入によって、
BULLET CLUBのヒールユニット感は、
久々に息を吹き返すことと思います。

 

そして更に、

久々に純粋なベビーフェイスvsヒールが見られる!

 

ジュニアのヒールといえば、金丸義信選手などですが、
試合巧者である一方で、IWGPジュニア戦線とは遠ざかっています。

そこにきて、エル・ファンタズモ選手という、
ただの小ズルい奴ではなく、「強くて卑怯」

なヒールが生まれたことで、新日ジュニアはこれから
新たな展開をしていくことでしょう!


KUSHIDA選手が退団し、ウィル・オスプレイ選手は無差別級、
高橋ヒロム選手の復帰時期は未発表、という
新日本ジュニアに暗雲が立ち込める中、

鷹木信悟選手の驀進、SHO選手の台頭、ROH・CMLL勢の活躍

そして、エル・ファンタズモ選手という大ヒールの誕生!

 

これから新日本ジュニアが令和最初の黄金期を迎える。


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