のうみそプロレス

できれば面白い文章が書ける人になりたかった

MENU

【新日本プロレス】エル・デスペラードBOSJ優勝!?IWGPジュニアとの二冠王者に挑むその結果は…【考察記事】

【新日本プロレス】エル・デスペラードBOSJ優勝!?IWGPジュニアとの二冠王者に挑むその結果は…【考察記事】

エル・デスペラード選手がIWGPジュニアヘビー級奪取。
再び、政権をその手に。

 

エル・デスペラードの解説力

 

過去に、エル・デスペラード選手の解説力について書いたのだが、

 

www.noumisoprowrestle.work

 

その解説力、分析力、そして敵味方関係なく
称賛も侮蔑も織り交ぜながらの解説は、
現役レスラー随一じゃないかと思う。

解説席でこれだけのことを話すということは、
リング上でのパフォーマンスハードルが上がるということ。
”人には言っといて、自分はダメじゃん”
なんて思われれば、評価がガタ落ちになってしまう。

だからと言って、ハードルを上げないために
解説席で歯に衣を着せるようなら
レスラーとして失格だろう。

言葉選びのバランス感覚、
そしてその上でのチャンピオン戴冠。
もはや、あっぱれとしか言葉が出ない。

 

ルデスペラードのジャベ

エル・デスペラード選手の
基本スタイルはルチャ。
メキシコ遠征時には「ナマハゲ」
というマスクマンとして活躍。
ファンタスティカマニアの時も
顔を見せるこのマスクマン。
多少のスタイルは変われど、
当時から基本スタイルは変わっていない。

その中で今回特筆すべきは、
ジャベをフィニッシュに持ってきたところ。

ジャベというのは、ルチャの関節技。
しかも「複合関節技」で、腕と足、首と腰など、
同時に複数の箇所を攻めるのが特徴。

元々はミラノコレクションA.T選手の
オリジナルで、
今は、SANADA選手のフェイバリットになっている
パラダイスロックなんかが有名ですね。

エル・デスペラード選手のジャベは
マフラーホールドに腕をロックするカンパーナとの複合関節技ヌメロ・ドス

ニアロープだとしてもロープブレイクできない
なんともえげつない技だが、
カンパーナって、
サーフボードストレッチみたいに簡単に両腕を取れない入り方だから
完璧に決まることが少ない。

だけど今回は違った。
ロビー・イーグル選手に奪われた時は、
屈辱のタップアウト負け。
その屈辱を晴らすために、
今回はピンチェ・ロコでも”ギターラ”シリーズでもなく
ジャベをフィニッシュに狙った。
この作戦が功を奏し、
ロビー選手から「ギブアップ」を取った。

 

ロビー・イーグルス完全攻略

しかも、両手を捕らえられていた為、
マットを叩くのではなく、
自分の口から「ギブアップ」を宣言せざるを得なかった。
完全に、奪われた試合の鏡写しだ。

これを狙うんだから、エル・デスペラード選手は憎い。

名解説を披露しつつ自分の勝利に彩りをつける
演出をも定めていたんじゃないかと想像すると
震えが止まらない。デスペ最高。

これからBOSJに突入していくが、
同期である高橋ヒロム選手がどう動くか。
ファンタズモ選手や石森太一選手ら、
そしてもちろんロビー選手も復権を狙う。
そのロビー選手のパートナー・タイガーマスク選手、
そして、SHO選手との決着が注目のYOH選手。

G1クライマックスで生まれたストーリーももちろんだが、
BOSJで生まれる物語も注目である。

 

そんな中、昨年のBOSJ優勝決定戦の動画が無料公開中。

やはり、いい。


Twitterのフォローお願いします!

⇒人気ブログランキングはコチラ

 



↓この記事がオモシロかったら投票お願いします!↓