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鷹木信悟全勝でBUSHIと決別?新日本プロレス最高のマイクで宣言するヘビー転向?【新日本プロレス】

木信悟全勝でBUSHIと決別?新日本プロレス最高のマイクで宣言するヘビー転向?

 

ベストオブザスーパージュニア(BOSJ)、
Aブロック全日程を終了して、
鷹木信悟選手がなんと、

全勝で決勝進出!

 

更に、2018年10月からの、
新日本プロレス参戦からの
「無敗」記録を更新することとなりました。

https://www.njpw.co.jp/wp-content/uploads/2019/05/0531_top-540x360.jpg

(引用:新日本プロレスオフィシャルサイト)

のうぷろ的に、今回の石森太二選手戦で気になったことを
考察していいきたいと思います。

 

 

鷹木信悟はやはりチートキャラ?

先日、鈴木軍のタイチ選手が
解説席に座ったときのこと、

鷹木信悟選手の圧倒的パワーや、
その筋肉をみて、

「あいつホントにジュニアか?」

「チートだろ、チート」

という場面がありました。

もちろん、タイチ選手なりのリップサービスでもあり、
同じく解説席に座った、
ミラノコレクションATさんとの漫才のような
掛け合いのもと発された言葉だと思います。

しかし、鷹木信悟選手の圧倒的パワーは、
ジュニアのそれとしては、あまりにも強烈すぎて、
タイチ選手がいうのも、無理ないな、という印象です。

初戦のSHO選手との一戦も、

鷹木信悟選手は、SHO選手のことを認めながらも、
ほぼ一方的に攻め続けてた結果でした。

これまで、鷹木信悟選手とSHO選手の
ライバル関係に発展しそうな展開は、
ここで、一気にその差をつけられた感じがしました。

他の試合にしてもそうです。
同郷の金丸義信選手との一戦。
金丸義信選手は、そのキャリアとテクニックを
フルに生かし、正攻法ではない勝ち方
(場外負けを誘発させるような行為)
をしてきたにも関わらず、
鷹木信悟選手の前では、そういった手も使えませんでした。

むしろ、鷹木信悟選手戦をきっかけに、
正攻法での勝利を放棄した、とも思えるくらい、
鷹木信悟選手の「ジュニア離れしたパワー」は、
リーグ戦で猛威を振るいました。

もしかして、BOSJにエントリーしたのことこそ、
そもそもの間違いで、早々に無差別級、或いは、
ヘビー級転向をしたほうがいいのでは、
そういう思いが沸々としてきました。

 

 

鷹木信悟の決別のリベリオン

さて、そんな鷹木信悟選手のリーグ最終戦の相手は、
石森太二選手。
石森太二選手が勝利すれば、鷹木信悟選手を抑えて、
決勝へコマを進めることができる、
まさに大一番でした。

同級生の2人。
内藤哲也選手らが主催した、1982年生まれのレスラーの
会合で頻繁に顔を合わせていた2人。

しかも、石森太二選手は、まだ鷹木信悟選手が
アニマル浜口ジムでレスラーになるための
トレーニングを積んでいたころ、
既にプロレスデビューを果たしていました。

しかも、東京ドームという大舞台で!

この光景をテレビで見たいた鷹木信悟選手は、
悔し涙を流したというエピソードがあります。

更に、先日のMSGでの
内藤哲也選手と飯伏幸太選手の試合。
この2人もまた、鷹木信悟選手と同級生。

そんな2人が、世界中を沸かせている姿を
まざまざと見せつけられ、
鷹木信悟選手のボルテージは、
リーグ戦前から上がりきっていたことでしょう。

そんな石森太二選手との試合は、
2019年のBOSJを総括するような試合でした。

クラシカルなグラウンドでの攻防。
かと思いきや、エプロンサイドや場外での
えげつない攻め。

ゆるやかに、しかし一瞬で激流に変わる、
そんな様相を呈していました。

そんななか、鷹木信悟選手が、
パワーで圧倒するシーンで、

ある技を繰り出しました。

それが、リベリオン!

BUSHI選手との合体技であり、
タッグでの必殺技を、
なんと一人でぶちかましました!

のうぷろ的には、相方である、
BUSHI選手の魂を背負っている、
と、一瞬思いましたが、
その後、すぐに別のことが脳裏によぎりました。

それが、

タッグとの決別。
シングルプレイヤーとしての旅立ち。

これまでのリーグ戦の戦績をみれば、
鷹木信悟選手がシングルプレイヤーとして
活躍できることは、十二分な説得力をもったと思います。

タッグでなくとも、リベリオンを繰り出せるほど、
鷹木信悟選手のポテンシャルは上がっている!

そう言わんばかりに投げ捨て、
石森太二選手の猛攻も耐え抜いた結果、
ドラゴンゲート時代のフェイバリットだった
「メイドインジャパン」の体制から、
フィニッシュのラストオブザドラゴンで
仕留めました。

 

 

新日本プロレス随一のマイクの上手さ

これまでも定評があった鷹木信悟選手のマイク。

その上手さは、

「相手を上げて、自分も上がる」

よくある、けなすことばかりのマイクや、
「オレ、強い!」なマイクではなく、

相手の事を称賛し、最高の試合をしたねぎらいを忘れず、

更に、その相手を制することが出来た自分自身は、
より凄い!

と、誰も傷つけず、且つ、みんなが思っていることを、
きちんと言葉にして、
観客に対して、いかに凄い試合だったか、
いかに凄い選手だったか、
いかに、新日本プロレスが凄いか、

いかにプロレスが凄いか、を
「可視化」してくれます。

こういったマイクが出来る選手ってなかなかいなくて、
賢さやボキャブラリー、即興能力、空気の読み方、
これらすべてが兼ね備えてなければなりません。

恐らく、新日本プロレスでは、
内藤哲也選手か鷹木信悟選手だけじゃないでしょうか?

 

「オレに負けた9人の悔しい気持ちを背負って、オレは両国のリングに上がりたいと思う」

ロスインゴはヒールユニットとしてスタートし、
「強いシングルプレイヤー」の集団と認知され、

内藤哲也選手はじめ、今回の鷹木信悟選手をみても
「曲がったことが嫌いな、正しく強い集団」

となっていったことが改めて分かりました。

 

まとめ

鷹木信悟選手は宣言通り「全勝」で決勝に進出します。

そして、
鷹木信悟選手の長いキャリアで初めての
両国国技館でのメインを張ります。

KUSHIDA選手がぶち上げた、BOSJ決勝大会場開催。

その思いは、

リーグ戦を戦い抜いた敵であり仲間たちの思いを背負った、

強き最後の龍に受け継がれることとなった。

 

なんてことを思ったのうぷろでした。


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