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【新日本プロレス】棚橋弘至にUSヘビーは不要?KENTAの痛烈批判は新たなベルトの価値観の誕生となるか

【新日本プロレス】棚橋弘至にUSヘビーは不要?KENTAの痛烈批判は新たなベルトの価値観の誕生となるか

G1クライマックスが終了し、
今年の星取表を改めて見てみると、
意外なことがわかった。
勝ち越した選手の人数だ。

 

今年のG1を勝ち越した人数

Aブロックの勝ち越し選手は、

飯伏、矢野、石井、鷹木、ザック、KENTAの6名。
参戦者の半分以上が勝ち越すという、
接戦のリーグ戦でした。

一方のBブロックは、
オカダ、コブ、EVILと3選手に留まった。

前回大会の勝ち越し選手は、5人と4人。
合計で言えば同じだし、
勝選手がいれば負ける選手がいる中で、
勝ち越せない選手がいるのは当然だが、
あまりにもバランスが悪い。

後半のBブロックの試合はほとんど見なくても
よかったんじゃないか、
そんなことすら思う。

 

コロナで2年間も通常のシリーズを送れず、
満足にコンディションを整えられなかった
ということもあるだろうが、
ベテラン勢の体たらくともいえる結果は
いかがなものかと思う。

負け越した選手が持つベルト

特に、後藤、YOSHI-HASHIという
NEVER6人タッグ王者が負け越すという事態。
この事態を逆手にとって、新たな展開を希望する。

エンパイアなどの、
まだ絡んだことがないユニットと抗争、
あるいは、G1シリーズにデスペ、金丸、
ヒロム、BUSHIらから洗礼を受けまくっている
ヤングライオンあたりはどうだろうか。
胸を借りながらも、金星をとる、
なんて展開があったら
かなりエモいんじゃないかと思う。

そういった新陳代謝をぜひ
今の新日本に試してもらいたい。

と思ったらハウスオブトーチャー。
まあ、SHO選手の「館デビュー」、
もしくは、対ヘビー級の足掛かりとして捉えれば
悪くないかと。

 

 

さて、負け越した選手でもう1人。
タイチ選手。
ここ最近の活躍や影響力を見ると、
今回のG1クライマックスは優勝候補の1人だったんじゃないだろうか。
しかし、開幕連勝はしたものの結果として負け越し。

その中で掴んだG1での「棚橋越え」
ここから、棚橋選手の持つUSヘビー級への挑戦はあるかと思われた。

 

しかし、結果として、
G1最終日にチェーズオーウェンズ選手が
公式戦で勝利した事実を口実に、
棚橋選手に挑戦表明。

しかし、KENAT選手が横入りし、
チェーズ選手は譲りました。

「2人のうち勝った方とやって、勝てば
棚橋よりもKENTAよりも強いってこと」

そう計算したのか、スーッと手を引いたように感じました。

実際、USチャンピオンである棚橋選手が
公式戦負け越し、チェーズ選手も負け越し、
で、怪我が長引いてしまったタイチ選手も
負け越し。
この「負け越した選手同士」のUSって
一体何なんだ?って感じがする。

ただでさえ、アメリカ用のベルトだったのが、
インターコンチ存在価値問題と相まって、
その存在が疑問視されていたUSヘビー。

ジョンモクスリー選手やランスアーチャー選手が
持っていれば、その価値も存在も高いレベルで
維持できたのかもしれませんが、
2人の参戦自体が、契約やコロナの問題で
危うい状況。
そして、STRONGにもベルトができた今、
「棚橋弘至が保持するUSヘビー」って
どんな意義があるだろうか。

 

KENTAが問う”棚橋US不要論”

そんな疑問を抱いていると、
KENTA選手がバックステージでこんなコメントを発した。

もう何回も言ってきたけど、タナハシよりこのIWGP USヘビー級のベルトにふさわしいのは俺だから。そもそもタナハシはこのベルトを獲ってから何かしたか?何もしてないよな!入場の時にだけ巻いて「俺がチャンピオンだよ」ってファンに見せびからしてるだけじゃん。あいつにとってこのベルトはエゴを満たすためのアクセサリーだろ。俺の方がよっぽどこのベルトにふさわしいよ。
ファンを楽しませるのもプロレスラーの仕事の一つなのに、あいつは新日本はおろか他団体からも挑戦者の一人も指名してない。マジで何もしてない。最悪だよ。(引用:新日本プロレス公式HP)

痛烈批判。

こう言う表現しかできないほどの、
辛辣な言葉。

更に特筆すべきは、
このコメントが全て英語で話したと言うこと。
USヘビーをかなり意識した故のことだろう。

 

確かに、メットライフドームで獲得し、
すぐさまG1クライマックスが始まったから、
U Sヘビーの次なる展望を語る機会がなかったかもしれない。

G1 優勝すれば、IWGP世界ヘビー、
その話題に終始していた。

KENTA選手ならばどうだろうか?
棚橋選手と違って、
G1中もUSヘビーをアピールし、
誇示し続けただろうか。

推測の域を超えないが、
のうぷろ的答えは
「YES」だ。

対戦相手や、試合会場、
様々な要素を絡めてバクステコメを出したり、
SNSを駆使して試合までの感情を煽ったり
KENTAのプロフェッショナル性は
今回のG1で遺憾無く発揮されたのではないか。

飯伏幸太選手とのSNS合戦は、
Twitterのトレンド入りまでし、
時間が経つにつれ、飽きがきたことを察知すると
オーカーン選手や石井智弘選手を巻き込んでの
チェンジオブペースを披露するなど、
SNSプロレスの最高峰を見せられた気すらした。

 

こう見てくると、KENTA選手が棚橋選手に挑戦し、
USヘビー級の王者になることが望まれる。
もっとベルトの価値が上がるのではないか。

それに、オーカーン選手や飯伏幸太選手など、
G1クライマックスで遭遇した選手たちとの
再びのマッチアップも期待される。

 

 

もちろん、棚橋選手と様々な選手の
マッチアップも期待するが、
今の勢いは確実にKENTA選手が上だろう。

申し訳ないが、今の棚橋選手は
一つのベルトの価値を上げることは期待できない。
KENTA選手が言うように、
棚橋選手の入場のアクセサリーとしか見えないのが残念だ。

 

中邑真輔選手が、MMAライクな独自のスタイルで
桜庭和志選手やグレイシー一族、永田裕志選手らと戦い、
作り上げてきた、インターコンチネンタルの価値観。

 

その後、IWGPヘビー級以外無意味とばかりに、
投げ捨てて破壊しまくりつつ、本人とベルトの価値を
最大限にまで引き上げた内藤哲也選手の価値観。

 

真壁刀義選手、石井智弘選手、田中真斗選手、
そして、柴田勝頼選手らが作り上げた、
バチバチのぶつかり合い、しばき合いの
NEVERのストロングな価値観。

こう言う風な価値観のイメージを、
KENTA選手なら作り出してくれるんじゃ
ないだろうか。

 

本当のところは、タイチ選手に挑戦して欲しかった。
腰にガチガチのテーピングを巻き、
シリーズを通して、万全な状態ではない中で掴んだ
「棚橋越え」

この事実を提げて、USヘビーに挑戦し、
久々のシングルタイトル戴冠を果たして欲しかった。

 

様々な展開が予想されるG1後の新日本プロレス。
果たして。


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