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【新日本プロレス】ザックセイバーJr.の日本語混じりのコメントと笑顔にやられて柴田とレスリングが本当に好きなんだと感じた考察

まずは、この男のバクステコメントを見てもらいたい。

 

「オソイヨ! オマエ! オレはカツヨリとの試合を6カ月も前から要求してた!
サンガツカラ!
まあ実現しただけまだいいけど! カツヨリがこの先どうするのかオレにはさっぱり分からないけど、エキシビションマッチでもグラップリングマッチでも、ヨーロピアンスタイルマッチでも
(中略)おまえがやりたいなら、また相手になってやるぞ。

 オレはこのリングでおまえを待ってるからな、ダーリン。あいつがどう思ってるかは知らないが、オレたちの間には切っても切れない縁がある。オレは2016年のロンドンの試合でカツヨリに敗れブリティッシュヘビー級王座から陥落した。そのことがキッカケとなってオレは鈴木軍の加入を決めた。確かにシバタ相手にベルトを失ったが、オレはそれからたくさんのものを得た。だからアリガトウ、ダーリン。シバタ、待ってるよ、ダーリン」(引用:新日本プロレス公式HP)

(引用:新日本プロレス公式HP)

そして、この笑顔である。
そう、ザックセイバーJr.選手のバックステージの様子。
こんな笑顔のザック選手を近年見たことがあるだろうか。
見ているこっちまで嬉しくて笑いだすほどの笑顔。

なぜ、こんなにも笑顔なのか

 

 

柴田勝頼エキシビジョン復帰

G1クライマックス31最終日。
オカダカズチカ選手vs飯伏幸太選手の
優勝決定戦を前に、G1戦士たちによる
タッグマッチが組まれました。

そんな中、休憩明けの第4試合。
本隊とロスインゴの試合なのに
流れてきた入場テーマは
ザックセイバーJr.選手のもの。

そして、ザック戦選手が登場し、
そのままリングイン。
ビッグマッチの休憩明けって
何かの発表があったりってあるから、
ザックが何か言うのかな、と思ったが
そのまま軽くフットワーク。
試合前のムーブにしか見えない・・・

と思っていると。
あの胸躍る曲が。

柴田勝頼選手だ。

 

黒いハーフパンツに黒いタオルを首にかけ
やや足早にリングイン。
何が始まる?
2人とも練習着のような格好。
ザック選手の足元もいつもの
キックレガースではなく、
アマレスシューズのように見える。
対する柴田も、だ。

そして、赤コーナー、青コーナそれぞれに立つ2人。
会場はざわついたまま。

そして、リングアナから衝撃の一。

「これより、5分間の
グラップリングルールによる
スペシャルエキシビジョンマッチを行います!」

 

沸いた。武道館が沸いた。
新日本ワールド見てる各家庭が沸いた。

そして、泣いた。

 

 

柴田のグラウンドテクニックの旨さ

たった5分のグラウンドレスリング。
だけど、腹一杯、柴田選手のレスリングを味わった。

UFCやRIZINが格闘技界のトレンドとなっており、
昔のPRIDEとは違い、打撃主体の試合展開が多い。
だが、BONSAI柔術の台頭、
ホベルト・サトシ・ソウザ選手がようやく評価され、
クレベル・コイケ選手が朝倉未来選手を三角絞めで
一本勝ちしたことにより、
MMAファンも寝技やグラウンドレスリングに
興味を持ちはじめている。

そんなMMAの寝技と、プロレスの寝技は
似ているようで決定的に違う。
MMAのそれはガチガチの極めっこであり、
プロレスはCACCの理論に基づいたものである。

よくある、プロレスの序盤での
ヘッドシザーズで捉えられて、
キックアウトして外す攻防。
締まっている部分を勢いつけてずらすことで
脱出する、あのやつ。
あれこそまさにCACC。MMAじゃ絶対見ないやつですよね。

柴田選手が魅せるCACCの基本中の基本と、
ザック選手らしい、エグイ捻り方がミックスした
極上の5分間でした。

のうぷろ的に注目したのは、
終了間際の卍固め。
改めて、卍固めやコブラツイストは、
グラウンドの流れの中で極められる技なんだなと。
プロレスの持つ、技をかけるときの
ある種の「嘘臭さ」。技を喰らうときの「待ち」
が一切なかった。
柴田選手の上手さが如実に出た瞬間でしたね。

 

 

世界的なレスリング回帰と新日本プロレスの新たなブランド

今、WWEではCACCの技法を
改めて取り入れる動きがあります。
日本の盟主たちをWWEに招聘したのもその一つ。
ケンドーカシン選手は
数年前にコーチとして呼ばれ、
女子プロの横綱・里村明衣子選手も
コーチ兼選手としてスカウトされました。

その理由は恐らく、過激さのストップ高狙い。

プロレスの「激しさ」にインフレが起きて
収集がつかなくなって10年以上。
リング上による怪我も少なくありません。
トップである団体、株式上場している団体が
歯止めをかけようとしているのでしょう。

柴田選手も怪我で欠場した1人です。
オカダカズチカ選手との試合で
負傷して4年。
海外のヤングライオンたちにコーチとして
関わりながらリハビリを続けたことでしょう。

そして、濃厚な5分間。

個人的には、もっとCACCが国内で評価され、
この5分の試合だけで1大会できるようになってほしい。
リデットがUWFの名を標榜して興業をうち、
SHO選手も参戦したのも記憶に新しいところ。
しかし、実際はUWFが何かをわからない
若いファンが多く、広く受け入れられたとは
到底言えない状況でした。

しかし、新日本プロレスが筆頭し、
柴田選手やザック選手、鈴木みのる選手ら
CACCの遺伝子を受け継ぐ人たちが流布すれば、
もっとジャンル自体の活性につながり、
新日本プロレスの新たなブランドにも
なるのではないだろうか。

グラップリングブランド、期待しています。

 

あの男からの言葉

最後に

#柴田待ってたよ pic.twitter.com/KaP3THq2BJ


もう、好きだ。 KENTA好きだ。ありがとう!


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