「読む」プロレス。
KAMINOGE。
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週プロとはまた違う表現で「活字プロレス」をしています。
リアルタイムの感想でないのはあしからず、、
KAMINOGE85号での、格闘家・青木真也選手のインタビュー。
以前にも、青木選手の発言を紹介したことがありますが、
青木選手の考察は、誰も思いつかないのにシンプルで面白いんですよね。
例えば、今の世の中に「格闘技」が求められていないんじゃないか、という話題で、
あのね、それで言うと、なんで格闘技というコンテンツがあまり売れないかって言うと、いまの人たちってセコイわけ。
要するに本を買うのに1000円払うってときに、その1000円が返ってこなかったら買わないわけよ。
だから自己啓発本とかが売れるの。
それは目に見えるリターンがある気がするから。
(引用元:KAMINOGE85号79ページから一部抜粋)
今の人は、「自分にとって役に立つ」ものにしかお金をかけない。
興味を注がないという考察。
まさに、そうだと思います。
テレビでも、お昼の時間帯からはバラエティ番組が消え
(笑っていいとも!やごきげんよう等)、
ワイドショーや、生活情報番組ばかりになっていますよね。
生放送の何が起こるか分からない「危うい」バラエティよりも、
”100円ショップで揃う簡単DIY”の方が、今の視聴者にはウケるということですよね。
「あー、オモシロかったー」という刹那的な感想は求めず、
自分の知識として役に立つ情報以外は不要だという考え方。
じゃあ、ボクたちプロレスファンはなんなのか?
青木選手はこう続けました。
それで格闘技は勇気をもらえるとか、力が湧いてくるみたいな
体験が得られると思って、
それをロジカルに考えていこうって発想は、だいぶリテラシーが高い層ですよね。
(引用元:KAMINOGE85号79ページから一部抜粋)
素晴らしい!
ここではPRIDE以降低迷する「格闘技」についての考察ですが、プロレスにも言える話だと思います。
青木真也選手は、格闘技を観ること(ボクは勝手にプロレスも同様にしてますが)で、
熱狂したり、歓喜したりすること、
そのことを振り返って語ったり、居酒屋で談義したり、
ブログを書いたりすることは、
リテラシーの高い層だといっています!
ムフフ、、
更に、
格闘技とかすべての芸事に言えることは、お金持ちがそのジャンルのことが好きで、愛するがために生かすみたいなことが、
なんだかんだで一番健全なんじゃないかって俺は思うわけ。
それはルネサンスのときから一緒じゃん。
お金持ちに愛された若者がいいものを作るみたいなことは変わらないんで。
(引用元:KAMINOGE85号79ページから一部抜粋)
ルネッサーンス!
スイマセン、、、
これは、お金持ちのパトロンやタニマチの話だけではないと思います。
チケット買って、会場でグッズを買って、新日本プロレスワールドなどの配信サービス契約することが、団体の売り上げにつながり、
TwitterなどのSNSで好きなレスラーのことや団体のことを発信することが広告となり、
選手や団体のことを愛していきたいからこそ、ボクたちはお金を使う。
そうすることで、選手たちは、また熱い試合を見せてくれる!
この単純な思考を、格闘技界のトップである青木真也選手が、
実は賢い奴しか出来ねえんだぜ!?
って言ってるのがスゴイ!
し、
スゲー、嬉しい!
でも!
この回、実はこの話題がメインじゃないんですよね、、、(汗)
もっと別の、もっと深いトコの話ししているんで、よかったら読んでみてください!
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