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【深読み】棚橋弘至は怖い?内藤哲也も飯伏幸太も高橋ヒロムも手の中で転がされてる?

拙い長文を一つ。

 

 

 

棚橋弘至は怖い男だ。

 

現IWGPヘビー級王者にして、現役レスラーの中で圧倒的「知名度」を誇る男、棚橋弘至。

 

一昔前のプロレスラーでは考えられない、端正な顔立ち。

 

そして、これまた一昔前の、お腹がデブっとしてる「アンコウ型」のレスラーとは比較にならないほどビルドアップされた肉体。

 

多くの女性が魅了される「シックスパック」は男のボクでも惚れ惚れします!

 

真っ直ぐで、初見のお客様でも分かりやすい

レスリングスタイルを目指し、

その発言もファンの心を動かすもの。

 

決め言葉は「愛してまーす!」

そして、ここ一番での勝利を収めると、

「エアギターパフォーマンス」で会場は歓声に包まれる!

 

そう、正真正銘、日本プロレス界一の

 

「ベビーフェイス」

 

である事に間違いないです!

 

 

 

www.noumisoprowrestle.work

 

更に、プロレスという、ブームにはなりつつもまだまだニッチなジャンルを世間に浸透させるため、

 

「クソ有名になる!」

 

その為にテレビを始め様々なメディアに、【様々な時間帯】で出演(この時間帯がキーポイント)

 

2018年には自信が主演を務める、

映画「パパはわるものチャンピオン」が公開。

 

妻役には木村佳乃、息子役には寺田心という

豪華キャストを迎え、

その感動的なドラマツルギーもあいまって、

世間にも多少ならぬ影響を与えました。

 

 

棚橋弘至のレスリングスタイルは

 

「温故知新」

 

自身のルーツである、藤波辰爾や武藤敬司、

それに加えて、アメプロの要素も取り入れ、

80年代から90年代の、プロレス最盛期を再現するかのよう。

 

それでいて、ただただレトロスペクティブに

終始せず、

 

ドラゴンスクリューを首への攻撃に特化させた「ツイストアンドシャウト」や、

 

ランニングネックブリーカーを二次元から

三次元へと進化させたような「スリングブレード」など、

 

オールドスクールにオルタナティブな要素を取り入れたスタイルで、

往年のファンから若いファンまでが魅了される。

 

繰り返すが、日本プロレス界随一の

ベビーフェイスである。

 

しかし、「怖い」のである。

 

なぜか?

 

 

2015年8月23日に行われた、DDT両国国技館大会。

この大会は、DDT年間最大の大会で、毎回DDT所属ではない「メジャー」レスラーが参戦することが恒例になっている。

 

この大会でDDTの絶対エースであるHARASHIMAとのシングルマッチに臨んだ棚橋弘至。

 

大会前から、新日本とDDTのエース対決という触れ込みで、期待と盛り上がりは最高潮でした。

 

試合は、棚橋弘至が制し、夢の対決はメジャーのエースに軍配が上がった。

 

 

そして、試合後はノーサイド。

 

 

というわけにはいかなかった。

 

棚橋弘至は、試合後のコメントで、

「同列に見られては困る!」と言い放ったのだ。

 

「エース対決」という言葉に、「新日本プロレスのエース」としてのプライドが傷ついたのか?

 

多くを語ることはなく、棚橋弘至はその場から去った。

 

その後、DDTブランドの興行且つ、マッスル坂井の主催興行である「マッスル」で

再戦の機会が設けられた。

 

そこで、棚橋弘至から発言の真意が語られ、

新日本プロレスとDDTとは大団円を迎えるに至った。

 

 

更に、記憶に新しいところで言えば、

ケニー・オメガとのイデオロギー抗争である。

 

両国国技館でのIWGPヘビー級3WAYマッチを勝利で終えたケニーオメガ  に対し、

「ここは新日本だから」

「お前は賞味期限切れだ」

 

その後に「ケニーのプロレスは品がない」

「好きか嫌いかで言えば、大嫌いだ」

と、辛辣な発言が続いた。

 

 

表現だけでいけば、

「厳しい顔をして、相手を威嚇するような言葉を吐いた」

 

だから怖いと思うだろう。

 

しかし、プロレスラーなら誰でも、試合相手を罵るなんてよくあること。

 

じゃあ、ベビーフェイスがそんなこと言うからか?

 

それもあるだろう。

普段良い顔をしている選手が、急に辛辣な言葉を吐くからだろうか?

 

多くの方はそう思って、「怖い」と思うだろう。

 

 

他の選手のファンの方なら

「棚橋、なに言ってんだ?」と、怒る人もいるだろう。

 

しかし、棚橋弘至の本当の怖さは、もっと深いところにある気がします。

 

 

それは、「仕掛ける」こと。

 

 

www.noumisoprowrestle.work

 

HARASHIMAに対しても「仕掛けた」。

ケニーにも「仕掛けた」。

 

そう思う根拠は、飯伏幸太によるものが大きい。

 

2018年G1クライマックス決勝。

棚橋弘至はセコンドに柴田勝頼を連れてきた。

 

 

本人は、決勝前日に柴田から

「セコンドにつこうか?」

と連絡があったからだと言っているので、

厳密には「仕掛け」ていないのだろうが、

 

新日本プロレス全体で考えれば、

棚橋弘至復活の機運を高めたかったのだろうと思えます。

 

「心を揺さぶる」プロレス。

 

この言葉は、観客には最高の状態でしよう。

 

しかし、棚橋の対角線に立った選手はどう思うでしょうか?

 

飯伏幸太の言葉が全てを物語っています。

 

 

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しかし、飯伏幸太は棚橋弘至を「神」と位置付けました。

 

なぜか?

 

 

2019年の棚橋弘至は、その答えを用意しているはずです。

 

 

ボクなりの、とりあえずの結論として、

 

 

旧来のストロングスタイルを壊し、新日本プロレスを建て直した棚橋弘至の中には、

 

アントニオ猪木が居続けている?!(←ひでぇ)

 

単なる【深読み】ですが、

 

ボクはこの事実に「ワクワク」します。

 

というか、「ゾワゾワ」します。

 

 

棚橋弘至が次に「仕掛ける」相手は誰なんでしょうか?

 

ジェイ・ホワイトでは棚橋が仕掛けるまでもないと思います。

 

内藤哲也、なのか?

飯伏幸太に再び接近するのか?

 

それとも、復帰が待ち望まれる

 

高橋ヒロムなのか?

 

 

2019年は棚橋弘至から目が離せない!

 

というか、離したくない!

 

2020年の東京ドームまで、このゾワゾワを感じさせて欲しいです。

 

 


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