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棚橋弘至とさんまと結婚したい人をつなぐ知名度と人気。情熱大陸だけじゃないクソ有名な名言とは?

2019年のプロレスが始まってもう3週間。

https://www.njpw.co.jp/wp-content/uploads/2019/01/tana-540x360.jpg

(引用元:新日本プロレスオフィシャルウェブサイト)

IWGPヘビー級王者の棚橋弘至選手は、次期挑戦者ジェイ・ホワイト選手との戦いに向けて調整中。

そんななか、「非プロレス」な場所で、更に「クソ有名」になった、テレビ出演。

 

「さんま・玉緒のあんたの夢叶えたろかSP」

 

放送当日に「バズった」この番組を、ポッドキャストで振り返りました。

 

 

「明石家さんま」「棚橋弘至」が同じ番組でVTRとはいえ共演し、

「棚橋ロス」とまで言わしめ、

なんといっても、ゴールデンタイムでプロレスが放送された!

 

 

 

www.noumisoprowrestle.work

 

本来の新日本プロレスの戦いとは違う、バラエティ要素の高い内容でしたが、

プロレスが全国の視聴者のもとに届けられたという点では、いい効果の方が高いかと思います。

 

さて、2018年のあるインタビューでの棚橋弘至選手の発言。

 

 

「誰か有名な人が”プロレスって面白い”って広めてくれないかな、と思っていたけどダメだった。だったらオレがクソ有名になってやる」

 

ボクはこの「クソ有名になる」って発言以降、棚橋弘至という男をもっと好きになりました!

 

もう結婚したい!と思うくらいw

 

 

情熱大陸出演時、多くの名言を残しましたが、やはりこの言葉がいちばんグッときました。

 

そして更に、この番組を観て、プロレスの試合とはまた違う興奮を覚えたボクは、

「やっぱ、棚橋弘至あっての内藤哲也なんだな」と思いました。

 

 

www.noumisoprowrestle.work

 

「人気」と「知名度」の差異

エンタメ業界で活動するには「人気」「知名度」は必須。

でも、「人気」があっても「知名度」がない人も多いです。

うちのハコもそうですが、ライブハウス界隈で活動するアーティストやアイドルは、

このパターンが多いです。

 

ライブハウスよりも規模がはるかに大きい、日本武道館のスケジュールを見てみてください。

nipponbudokan.net

 

沢田研二さんや森山良子さんなどの往年の歌手や、エレファントカシマシなどの知名度と歴史があるバンドの他は、

アニメやゲームの声優イベントばかり。

 

声優のイベントで武道館が埋まる。

 

これ、10年前では考えられなかったことです。

 

アイドルとかもそうですよね。

2009年、AKB48は「第1回選抜総選挙」を行いましたが、

コアな人気はありましたが、今とは比べ物にならない程、知名度と話題性は低いものでした。

 

つまり、「人気」と「知名度」にはある程度の乖離が存在するもの。

 

しかし、ネットやスマホの普及により、

「知名度」なんてなくていいものにもなりました。

 

知名度がなくたって、その業界での(例え狭くても)人気があれば成立し、成功するということです。

 

これってプロレスと似てるって思いません?

2009年の新日本プロレスは、今とは比べ物にならないくらい低迷していました。

 

しかし、この10年で人気は回復。それどころか、歴代最高売上げを更新!

 

「知名度」はまだまだかもしれませんが、それを凌駕する「人気」で、国内プロレス唯一の成功を収めました。

 

 

 

www.noumisoprowrestle.work

 

知名度があるプロレスラーって?

棚橋弘至選手はさらなる高みを目指します。

それが「知名度」の問題。

 

こんなサイトがありました。

xn--eqro0w6nu.net

 

調査内容が明記されていないので、少々眉唾な部分もありますが、ランキングを見る限り、信用でき得るものかと思います。

 

1位はダントツでアントニオ猪木

 

これは納得ですよね。新日本プロレスの創始者であり、異種格闘技戦でプロレスラーの「強さ」の部分を大きく打ち出し、バラエティ番組でも人気。そして、政界進出。

 

職場の方や、学校の友だちに聞いてみてください「プロレスラーといえば誰?」

 

アントニオ猪木。

 

そう答えるでしょう。

 

そして2位はジャイアント馬場。

20年前にお亡くなりになっていますし、猪木さんよりは多少知名度は劣るでしょう。

 

猪木さんと馬場さんにおける「知名度」の決定的な差は、「ものまね」されるかどうか。

 

20年以上前は、猪木・馬場はモノマネの定番でした。

しかし、アントニオ猪木のモノマネは今でも定番ですが、馬場さんのモノマネをする人は圧倒的に減りました。

 

その「モノマネ」の観点から行くと、長州力選手も高い知名度を誇ります。

神無月さんがモノマネした武藤敬司選手や、「ガキ使」でお馴染みの蝶野正洋選手も知名度は高め。

 

「人気」のある内藤哲也と「知名度」

その一方で、新日本プロレスにおいて一番の人気を誇るユニット「Los Ingobernables de Japón」の内藤哲也選手の知名度はかなり低めです。

 

新日本プロレスを知らない人からすると、

「え?誰?」って存在。

 

しかし、内藤哲也選手は、「知名度」はなくても圧倒的な「人気」がある選手。

 

 

マニアックな世界のカリスマなんです。

 

例えるなら、GLAYとかラルクがトップチャートにいる時代に、チャートにはランクインしないけど、熱狂的なファンがいる、

Hi-STANDARDとかBLANKY JET CITYみたいな、音楽ファンからすると伝説として語られるバンドのポジション。

 

そんななか、棚橋弘至選手の知名度は、武藤敬司選手に次ぐ位置です。

バラエティ番組への露出なども増えその知名度は現役プロレスラー1といっても過言ではありません。

 

その言葉通り「誰か」に頼るわけじゃなく、自分自身で「クソ有名に」なったんです!

 

「知名度」なんていらないとは言いながら、その知名度がある程度ないと、新規を掴むことは難しいのも事実。

 

だからこそ、外に向かって発信するする人がいてこそのもの。

プロレスを見に行こうと思うきっかけを作る”入口”となるのが棚橋弘至。

プロレスを好きになった人が、もっとコアな部分まで入り込むと出会うのが内藤哲也。

 

「棚橋弘至あっての内藤哲也」という論は、こういう理由なんです。

 

さあ!2019年は、

世間に対してプロレスをする棚橋弘至選手と、

会場の「お客様」に対してプロレスをする内藤哲也選手の

どちらに軍配があがるのか?

 

これが一大テーマだと思います。

 

 


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