KUSHIDA選手退団。
「メチャクチャ充実していた8年間でした」
— njpwworld (@njpwworld) January 7, 2019
KUSHIDAが1月末で新日本プロレスからの退団を発表。棚橋からの質問に涙……【1.7会見無料配信中】👉https://t.co/ry1HTxuRpt#njpw #njpwworld @KUSHIDA_0904 @tanahashi1_100 pic.twitter.com/CMjRBMA8gY
かなり寂しいですね。
BOSJの最終戦が両国国技館で行われるという嬉しいニュースが飛び込んできた直後の退団報道。
【2019年上半期の“ビッグマッチ”スケジュールが決定!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) January 4, 2019
6月5日(水)『BEST OF THE SUPER Jr.26』優勝決定戦が、ついに両国国技館へ上陸!https://t.co/teffharmVd #njwk13 #njpw pic.twitter.com/PMCCfPSk5P
高橋ヒロム選手の復帰もアナウンスされていませんし、
かなりの大ケガなので、慎重にならざるを得ません。
ファンタスティカマニアで、「楽しい新日本プロレス」を見せる中で、新日ジュニア勢とメキシコ勢との熱い戦いも見せて、この悲しいニュースを吹き飛ばし、BOSJへの機運を高めていって欲しいですね。
KUSHIDA選手は、退団会見の最後の質問で、
「新日本プロレスで一番印象に残っている試合は何ですか?」
というのに対し、
2016年の福岡国際センターでのレスリングどんたくで行われた、獣神サンダーライガー選手との、IWGPジュニアヘビー級選手権試合と答えました。
この試合は、ライガー選手が「引退」をほのめかす発言をし、
「ライガー最終章」を提示したことに応える形で実現した試合。
「チャンピオンVSレジェンド」
という構図は、単なる防衛ロードの一つではない様相を呈しました。
この試合を制したのはKUSHIDA選手。
ボクが印象的だったのは、フィニッシュ技の
「ホバーボードロック」
腕だけでなく、手首、そして指までも極めて
ライガー選手からギブアップを奪いました。
ぶっちゃけスゲー地味な終わりだなと思いました。
無理からやーん!って
当時は。
でも、改めて見ると、
「絶対勝つ!」
という気持ちがそうさせたんだなーと思います。
つまり、獣神サンダーライガー選手に勝つための最終手段だったということ。
ライガーに勝つための説得力は、
「気持ち」
だったということ。
試合後、2人にしか聞こえない会話をするKUSHIDA選手とライガー選手。
暫く話した後、マイクを要求して、お客様にも聞こえる形で話し出します。
「ボクの時計で、ライガー最終章を止めました。5年10年やって下さい!!」
恐らく、試合には勝ったけど、ライガー超えは果たせなかった悔しさが、この発言を言わせたんだと思います。
今では、BUSHI選手や石森太二選手から狙われる立場になった、KUSHIDA選手。
BUSHI選手、言ってましたよね。
「超えるって言うのは、存在も超えることだ」って。
「存在」でライガー選手を超えられなかったからこそ、ライガーの時間を「止めた」。
そして時間が経ち、新日本プロレスを退団し、より広い世界に出ていくことを決意。
こと決断をボクたちプロレスファンは応援したいと思います。
チャンピオンである石森選手、タッグチャンピオンのBUSHI選手と鷹木信悟選手。
SHO 選手&YOH選手
エル・デスペラード選手。
個人的には、鷹木信悟選手とYOH選手はシングルでも既に高いレベルにあると思います。
BUSHI選手やデスペ選手も人気でいったら新日本随一だと思います。
ヤングライオンの台頭も期待したいです。
誰かが抜けたら、誰かが埋めてきた新日本の歴史。
両国国技館に最後に立っているのは誰だ!?