新日本プロレスワールドで、
歴代「イッテンヨン」特集がやってますね。
ボクが初めてリアルタイムで観たのは2000年の東京ドームでした。
ビル・ゴールドバーグの来日がキャンセルになって、急遽ランディ・サページが出場したんですよね。
リック・スタイナーも特にシリーズ参戦してたわけじゃないのに、ゴールドバーグの相手として来日したんですかね?
やっぱ、この辺のドル箱スター呼べるマサ斎藤さんは偉大だったなーと改めて思います。
第2試合が小島聡選手と越中詩郎選手のシングルマッチですからね!
今のドームの概念からいくと、よくこんなカード組んだな!って感じですね!
そして、この年の1.4でKENSO選手がデビューしたんですね。
バックボーンであるラグビーのタックル一本で中西学選手にぶつかっていく姿は初々しくもたくましかったです。
永田裕志選手は山崎一夫さんの引退試合。
デビューと引退が同時にあったメモリアルなドーム大会でした。
で、ふと思うと、もう20年弱もプロレス観てるんだなーと。
先輩ファンの方や、ブロガーの方々からするとまだ若輩者ですが、20年はやっぱ長い。
これだけ観てくると、「好き」っていう気持ちじゃなくなってくるんですよね。
なにかチャンスを掴みそうな選手が出てくると、頑張ってチャンスをものにして、自分の立場を固めろよ!と思うし、
パッとしない選手が変化を見せてくると、
今度こそはボクたちファンのハートをつかんでくれよ!と思います。
勝ち負けなんかで考えてないし、
「好き」「嫌い」でも考えてない。
こういう思いになるのがプロレスなんだと思ってきました。
でもやはり、“推し”がいないと観ていて張り合いがないですよね。
武藤敬司選手から始まり、あまり評判は良くないですが、永田裕志時代はきちんとV10達成まで“推し”ていましたし、
格闘技路線〜CHAOS初期は印象が薄かったですが、「滾り」出した時から、ヤベーやつに変貌した!と中邑真輔選手も激“推し”しました。
そんな、アイドル界隈で言うところの「DD(誰でも大好き)」ならぬ
「PD(プロレス大好き)」な歴史の中で、一度も“推し”たことがないのが、
棚橋弘至選手でした。
さっき約20年って言いましたけど、棚橋弘至選手がデビューしたのと、ボクがプロレス観戦し出したのはほぼ一緒。
なぜ“推し”てこなかったかを話せば長くなるので、おいおい書くとして、
結論を言うと、
脳みそプロレスは、2019年から棚橋弘至選手を推していきます!
理由は、今年のプロレス大賞。
多くの方が「妥当」という評価をした、
棚橋弘至選手の受賞。
「妥当」って凄くないですか?
これだけ人気が回復してきた新日本プロレスなのに、「妥当」な選手が受賞って。
G1の優勝を映画の宣伝にしたと言われる棚橋弘至選手。
「情熱大陸」に出演するも、「プロッフェッショナル仕事の流儀」に出演した内藤哲也選手に“持ってかれた”棚橋弘至選手。
映画が大好評!なんですかね?
スイマセン、ボク観てないんですけど、
「光る女」は観ましたよ!
大好きな相米慎二監督と、武藤敬司選手のタッグは、オカダ,棚橋よりもドリームダッグだったんですよぉぉぉ!(ターザン山本氏風)
それはさておき、ファンが多い分アンチも多いとは言いますが、
今一番ファンが多い内藤哲也選手なんか、アンチが見当たらないんですよね。
棚橋弘至選手こそ、そういうポジション狙ってたはずなのに。
あの時も、あの時も、あの札幌の猪木来襲の時も。
なので、2019年の棚橋弘至選手は、2018年をどう回収してくれるのか?
アメリカ進出して行く流れに対し、棚橋弘至選手はどういう行動にでるのか?
そういう視点を持って、あえて、棚橋弘至選手を“推し”ていこうと思います。
ハイフライフローに行くときの、あのジタバタトップロープを越えるムーブ。
筋肉つけすぎやろ!スピードなくなっとるがな!
と突っ込んで見ていて過去はもう「過去」です!
棚橋弘至フィルターで、2019年の新日本プロレスを観ていこうじゃありませんか!