EVIL選手&SANADA選手組優勝おめでとう!
大躍進のバレットクラブを、昨年の覇者であるロスインゴ組が制し2連覇!
これには内藤哲也選手もご満悦でしょう!
内藤哲也選手はといえば、高橋裕次郎選手との「NO LIMIT」邂逅!
会場は大盛り上がりでしたね!
タイチ選手がヘビー級転向し、惜しくも負けてしまいましたがNEVER無差別級王者にまでなったのは、内藤哲也選手がタイチ選手の名前を口に出し、シングルマッチで名勝負を繰り広げたのがきっかけといっても過言じゃないです。
常々言っている「ベルトより価値がある男」が興味を示すものが大躍進するという仮説は、タイチ選手のことでかなり説得力がでました。
次は、高橋裕次郎選手を第一線に引き上げるのか?
東京ドームの後も気になります!
など、2018年最後のシリーズはこうして幕を閉じました。しかし、大会のエンディングに事件が起きました。
・最終戦しか出場しないヤングバックスが挑戦できる?チケット至上主義?
ヤングバックスが横やりを入れてきました。
「オレたちはリマッチしてないんだから、挑戦権利あるだろ!」
で、「イッテンヨン」でIWGPタッグ3WAYマッチ決定ですって。
強さと人気が全て。これ以上の答えはありません。
タイチ選手のツイートでも、
リーグ戦13試合
— タイチ (@taichi0319) December 9, 2018
13番取って最後にダメ押しの唐突なシングル
リーグ戦出場してる連中で俺だけシングル
罰ゲームかよ
ふざけやがって
依怙贔屓も大概にしろって言ってんだろ
結果こうなるだろうよ
そんなに俺を…アレか
まぁいい
やってやるよ…
ふふっ… pic.twitter.com/VfHBoMxA3i
「なんだよ新日本プロレスはタイチがいうように依怙贔屓会社かよ!」
「シリーズに参戦せずに、最終戦だけ顔出して、挑戦させろって言ったらOKなの?」
なんて意見がネットには噴出しています。
新日本プロレスはチケットを売るためには何でもありなのか?
・依怙贔屓体質?な新日本プロレス
この答えは、その通りです!
依怙贔屓会社だし、挑戦させます。
だけど、なんの価値もないものに依怙贔屓するわけじゃない。
「イッテンヨン」の東京ドームを埋めるためには、ヤングバックスがIWGPタッグ選手権に出る必要があるし、飯伏幸太選手とウィル・オスプレイ選手がベルトを賭けて闘う必要があるんです。
東京ドームというバケモノを制するために!
・新日本プロレスと東京ドームの歴史
新日本プロレスにとって、東京ドームというのはプロレスの価値観を変えた記念すべき場所。
1989年に初めて東京ドーム大会を開催。
そして、翌年の1990年には伝説の興行、'90 スーパーファイト in 闘強導夢
冷戦状態だった新日本プロレスと全日本プロレスが初の交流戦を開催したこの大会。
「有田と週刊プロレス」をご覧になった方はご存知でしょうが、
くりぃむしちゅー・有田哲平さんが「ベスト興行」というほどの、プロレス界の金字塔を築いた大会!
アントニオ猪木氏が引退したのも、長州力選手の1回目の引退試合も、
ジャイアント馬場さんの追悼興行も、武藤敬司選手VS高田延彦選手も、橋本真也選手VS小川直也選手も、
蝶野正洋選手VS大仁田厚選手の電流爆破マッチも、
そして、君が代ロックver.にのせてハマーに載って入場したのも!
レジェンドたちは、東京ドームというバケモノと戦うために色んなことをやってきたんです!
・東京ドームがバケモノだという明確な理由
この頃のドーム大会は全て6万人レベルの満員御礼!
まあ、主催者発表ですし、招待客がかなりいたらしいですからね。
しかし、近年になって、実数発表しだしてからは、2万~3万人、
昨年の「レッスルキングダム12」は約3万5千人。
格闘技の聖地・後楽園ホールはキャパ2000人規模。
大阪城ホールや日本武道館は1万人規模。
両国国技館や大田区体育館、エディオンアリーナ(大阪府立体育館)、福岡国際センターは数千から一万人以下規模。
外道さん風にいうなら、
東京ドームは、他の大会・会場と
「レェェェェェェェェェェェェェェェェヴェルが違うんだよ!」
東京ドームは桁違いなんです。クリスジェリコ選手も先日の新日本プロレスHPのインタビューでその異質さを語っていましたよね。
「頑張ってきたんだから」とか、「シリーズ参戦してないんだから」などの意見は、
東京ドームの入口の気圧差で吹き込む突風に吹き飛ばされるのです!
特に、今年の新日本プロレスは歴代最高業績を更新。
「イッテンヨン」は年間最初の試合にして最大の大会。
つまり、2018年の集大成になる大会です!
・「”ロードトゥ”ロードトゥ東京ドーム」としてワールドタッグは成功。
ワールドタッグリーグは、ケニー・オメガ選手らエリート勢が参戦しないこともあってかネット上では「盛り上がりにかける」という意見が飛び交いました。
しかし、同じリーグ戦でもG1クライマックスに比べればキャパの小さい会場でしたが、ほとんどの大会が満員。
エリート勢を万全の状態で東京ドームに参戦させることができたワールドタッグは大成功と言っていいでしょう。
タイチ選手や鈴木軍、CHAOSの今後。内藤哲也選手が興味を持つものなど、
東京ドーム後も気になる関心の種をまいたシリーズでした。
ケニー・オメガ選手、ヤングバックス、飯伏幸太選手らが戦う相手は、同じ新日本プロレスの選手たちだけでなく、東京ドームという最強のバケモノなのだ!
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