新日本プロレス年内最後のシリーズと言えば、恒例の「ワールドタッグリーグ」
昔からのファンでしたら、「SGタッグ」とか「G1タッグリーグ」という名称も思い出されるこのシリーズ。
2017年はEVIL&SANADA組が優勝し、内藤選手以外でロスインゴにタイトルをもたらしました。
ですが、昨年から発表された、ある事。
”1.4に出場が決定している選手はタッグリーグにエントリーしない”
年間最初の大会にして、年間最大のビッグマッチである1.4東京ドーム大会
「レッスルキングダム」に万全のコンディションで臨むことを目的にしていると思われるこの発表。
クリス・ジェリコ選手、オカダカズチカ選手、ジェイ・ホワイト選手は不参加。
ポスターの「ど真ん中」には内藤選手がトランキーロしているのに…
ネットの反応を見ると、正直、今の新日本プロレスのストーリーの中心であるこの選手たちが目立たないシリーズは微妙だという意見が多く見られます
…が!
何を言ってるんですか!むしろメチャメチャ楽しみでしょ!
なぜなら、ストーリー関係ないから、予想し放題!深読みし放題!
バンドで言ったら、アルバムを引っ提げてのツアーじゃなくて、過去のアルバムからいろんな曲引っ張り出して、神セトリを作れる状態!
ならば、深読みと暴走気味な妄想が大好きな我々プロレスファンは、
このワールドタッグリーグにおける、
神セトリ作ろうじゃないですか!
まずは、ワールドタッグリーグ2018の出場者
真壁刀義&ヘナーレ、天山広吉&小島聡、永田裕志&中西学、吉田綾斗&海野翔太、
ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー、マイケル・エルガン&ジェフ・コブ、
石井智宏&矢野通、バレッタ&チャッキーT、ハングマン・ペイジ&高橋裕二郎、
タマ・トンガ&タンガ・ロア、鈴木みのる&飯塚高史、ザック・セイバーJr.&タイチ
ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr. EVIL&SANADA
と、総勢14組28名による総当たり戦。
そして、得点の上位2組が決勝戦を行います。
昨年覇者は、先にも書いたロスインゴの2人。
一昨年、2016年は、真壁刀義&本間朋晃組が制し、準優勝はまたしてもタマ・トンガ&タンガ・ロア組。
そして2年遡ると、今はWWEカールアンダーソン&ドク・ギャローズ組が準優勝。
バレットクラブ勢が猛威を振るうの昨今のタッグ戦線。
ワールドタッグリーグでは、それを日本人チームが阻み、優勝している傾向にあります。
今年は、バレットクラブが分派。OGにはマイクパフォーマンスで仲間を引き上げる能力にとても優れた外道選手が加入し、ジェイ・ホワイト選手以外にも、ブックに絡んできそうな選手が出てくると予想できます。
ならば、、と思ったら、今回はタマ・トンガ&タンガ・ロア組しかエントリーしていない!
…という事は、ずっと放っとかれていた、
「CHAOSからの裏切り者」
がリーグ中に動くのか…
シリーズの丁度真ん中、リーグの折り返し地点になる、11・29後楽園ホール大会では、
待ちに待った、棚橋・オカダ電撃合体初お披露目。
これを境に、シリーズの最終日まで8人タッグなどで「タナ・オカ」(ネーミングダセぇ)が暴れまくる!
ですが、この電撃合体に疑問を持っていた2人がいたような、いないような…
あの握手のあと、「棚橋を呼んだ覚えはないぜ」と吐き捨てたあの人たち。
その後のCodyへの挑戦表明も虚しく、音沙汰がない人。
ここらで一発花火を挙げたい人。
大阪で回収されなかった”あの”伏線は、ワールドタッグリーグ中に回収される!?